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もし1,000万円あったら... 松本  大 編

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その他
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株式
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債券
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(15.0%)
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50万円
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その他
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(1.5%)
10万円
(1.0%)
5万円
(0.5%)

【コメント】

ポートフォリオ運用は、分散・長期が基本です。そして成功の秘訣は、感情や思いつきに流されない長期安定して運用できる方法、‘モデル’だと思います。自分のその時々の感情に打ち勝つ方法として、私の考案した「マトリックス・モデル」を活用することをお勧めします。

まずは、資産を分散する前の通貨として、円、ドル、ユーロ、その他の割合を、全部足すと100%になるように、決めます。GDP比にするのが基本出発点で、日本に住んでいるからとか、政治の思惑などから自分なりに調整します。

次に資産タイプとして、株式、債券(預金を含みます)、その他の割合をやはり全部足して100%になるように決めます。

安定指向なら債券、預金部分を増やし、リスクをとりながらリターンを目指すなら株式部分を増やします。こうして、マトリックスを決め、縦と横の数字を掛け合わせて、12の資産クラスのアロケーションが決まります。後は、それぞれのマスを、投信などを使って埋めていくだけです。横軸が「通貨」、縦軸が「投資対象」という分類になっているのが特徴です。

まず、「円=50%、米ドル=25%、ユーロ=20%、その他=5%」といった具合に横軸の割合を自分で決めます。次に、「株=45%、債券=50%、その他=5%」といった感じで縦軸を設定。その上で縦横の数字を掛け合わせていけば、「円建ての株(日本株)→50%×45%=22.5%」と、各々の保有割合が判明します。

各々のマスに何を入れるかよりも、縦と横の7つの数字をどう決めるのかの方が大切です。
↑ ここが肝です。

後は、年に1回、ポートフォリオの定期検診をして、当然元々のマスの%から、各資産クラスのパフォーマンスによって、上下にそれてきますので、元々の%になるようにリバランスします。
或いは、戦争とか利上げとか、何かしらの理由で縦か横の数字を変えたくなったら変えてマスの%を再計算して、それに応じてリバランスします。

慣れてきたら、定期検診の頻度を上げてみるといいでしょう。

Good Luck!!

 マネックス証券株式会社 代表取締役社長 CEO  松本  大
1963年、埼玉県浦和市生まれ。
東京大学法学部卒業後、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券(米国)を経て、90年4月に米投資銀行大手のゴールドマン・サックス証券に移籍。94年11月に30歳で同社最年少のゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任した。
99年、ソニーと共同出資でネット専業証券の草分け的存在である株式会社マネックスを設立。05年5月、日興ビーンズ証券と合併を果たし、同年9月、持ち株会社であるマネックス・ビーンズ・ホールディングス東証一部上場。

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