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ホーム > 商品・サービス一覧 > 投資信託 > 深野康彦氏が解説!投資信託の選び方

ファイナンシャルプランナー深野康彦氏が解説!
投資信託の選び方

旬のトピックから選ぶ投資信託 「利回り投資で投資信託を選ぶなら」

14年近く低金利が続くわが国

依然としてわが国の低金利は継続しています。いつから低金利になったのかと問われれば、筆者は1995年9月からと答えるようにしています。1995年9月に日本銀行の政策金利である公定歩合(現、「基準割引率および基準貸付利率」)が初めて1.0%を割ったのです。その後、政策金利は1.0%を越える事なく現在に至っているわけですから、かれこれ14年近くも低金利が続いていることになるのです。

住宅ローンなどの負債を抱えている人は、低金利の長期化はフォローの風が吹きますが、リタイア世代は、預貯金や債券などの利息収入の減少により可処分所得が減るというデメリットが生じることになります。もはや、預貯金や債券などの安全確実な確定利付きの商品では、魅力あるインカム収入を得ることは難しいようです。

インカム収入を増やしたいというニーズを満たすには外国債券へ

そこで、投資先を国内だけでなく、海外へも向ける必要が出てくるのです。諸外国も政策金利を低めに誘導していますが、長期金利を日本と比較すれば、数%以上の金利差がある国が多いことから、魅力的な水準と言えるのではないでしょうか。長期金利の差を考慮すれば、インカム収入を増やしたいという投資ニーズを満たすためには、外国債券などで運用される投資信託がその投資対象になるでしょう。
わが国の投資信託純資産残高上位には債券ファンドが並ぶ

わが国では、おおよそ10年くらい前から外国債券ファンドの設定が増加していますが、その多くは「毎月分配型」や「隔月分配型」などの定期分配型となっています。わが国で純資産残高が一番多いのは「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」ですし、2009年8月14日現在の純資産残高ベスト10というランキングでも、ベスト10のほとんど(注:10ファンド中7ファンド)が定期分配型の投資信託なのです。

2008年9月のリーマンショック以降、定期分配型外国債券ファンドの分配金を減額するものが見られますが、低金利による投資対象からの利息収入の減少、大幅な円高による影響などがその原因のようです。とはいえ、分配金がゼロになったわけではないので、定期収入を期待する投資家にはニーズがある投資信託と言えるでしょう。

ご注意!定期分配型の債券ファンドは定期収入を期待する人向け

ここで注意したいことは、上記で述べたように、毎月や隔月などと言った定期分配型の外国債券ファンドは、その投資対象から定期収入を期待したい投資家に合致するものだということです。

現役世代のような資産形成、言い換えれば金融資産を増やしていきたいニーズの外国債券ファンドとは言えません。資産形成層が外国債券ファンドを選ぶ際には、年1回か、せいぜい年2回決算タイプのものにすべきでしょう。なぜかと言えば、定期的に分配金を投資家に還元してしまうために、複利効果による基準価額の上昇が薄れてしまうからです。また、分配金を受け取る度に税金が差し引かれるため、たとえ分配金を再投資しても、差し引かれた税金分、運用効率が劣ってしまうのです。

ただ、資金運用は運用の効率だけで語れるものではありません。リタイア世代にとっては、定期分配型のファンドを購入することで、いくばくかでも定期収入が得られるという何物にも変えがたい安心感が得られる面があるのです。

以上を踏まえると注目したい銘柄は

以上を踏まえて注目したい毎月分配型ファンドは、外国債券だけを投資対象とする国際投信投資顧問の「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」か、高格付け、かつ資源高の債券を中心に運用されているDIAMアセットマネジメントの「DIAM高格付けインカムオープン(毎月決算型)」を。
投資対象が外国債券、株式、REITなどに分散されているタイプであれば、日興アセットマネジメントの「財産3分法ファンド(毎月分配型)」か、野村アセットマネジメントの「世界三資産バランスファンド(毎月決算型)」がよいと思われます。いずれのファンドも定期的に収入を得るのが目的ですから、分配金受取コースを選ぶことを忘れずに!。

更新日:2009年8月31日

上記に掲載された内容は、ファイナンシャルプランナー深野康彦氏個人の見解・予測であり、当社はその内容の正確性や完全性について保証するものではありません。
過去の実績は将来の結果を保証するものでもありません。
当社は記載した銘柄の取引を推奨し、勧誘するものではありません。
内容は今後予告なく変更されることがあります。
投資にあたってはお客さまご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。

 深野さんピックアップ銘柄の詳細はこちら


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